ゆーあーまいさんしゃいん

ずっと 君を歌うよ おかしいくらい 忘れたくない ひとつひとつを

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泣いて 笑って 泥にまみれた ドラマの後で

J2のシーズンを迎えた後、ドゥンビア、鎌田、深津、佐藤由紀彦といった新戦力を獲得した柏レイソル。彼らの加入は心強いですが、同時にチームを一時的にせよ離れる選手も出てきました。2001年に市立船橋高校から柏レイソルに加入してから黄色いユニフォーム一筋だった中澤聡太。彼のJ1・FC東京への移籍が6月25日に決定しすでにチームに合流しています。

市立船橋高では2年次に羽田憲司(現鹿島)、黒河貴矢(現東京V)らとディフェンスラインを組み無失点での選手権優勝。00年アジアユースでは高校生ながらレギュラーとしてプレイし1次リーグでの中国戦でロスタイムに同点ゴールを決めるなどワールドユース出場権獲得に大きく貢献した中澤はJリーグ数チームの争奪戦の末にホン・ミョンボ、薩川了洋、渡辺毅といった当時Jリーグでも屈指のディフェンス陣を誇っていたレイソルへの入団を決めます。ルーキーイヤーの01年には選手層の厚さに阻まれ出場機会は無かったものの、アルゼンチンで開催されたワールドユースでは3試合に出場。1次リーグ敗退に終わりましたが貴重な経験を積みました。しかし、飛躍の年になるはずだった02年と03年は骨折など負傷に悩まされ、2年間で出場試合1試合というエリートコースを歩んできた選手にとっては屈辱とも言える成績しか残せませんでした。

04年は当時の池谷友良監督に評価され開幕から出場を重ねますがチームは低迷。早野監督に交代してからは4バックを採用、薩川の復帰やパラシオスの獲得もあり出場機会は減少しました。しかし、自力での残留を賭けた大分戦で先発出場というチャンスを得ます。試合は先制し大分に追いつかれるものの宇野沢のゴールで再びリード。残留が大きく近づいた3分後でした。中澤の不用意なバックパスを相手FWに掻っ攫われ、痛恨の同点弾。2-2で試合は終了し、レイソルは福岡との入れ替え戦に臨むことになります。誰もが中澤のメンバー落ちを確信していましたが、早野監督は第1戦の前日にスタメン起用を本人に告げ発奮を促します。そうして迎えたアウェイ・博多の森での第1戦。若干福岡が押し気味の展開でしたが中澤は自分より10cmほど高い196cmのFW太田にことごとく競り勝ち、まったく起点を作らせません。そして福岡の攻撃に耐えたチームは後半に2点を入れ完封勝利。本人は試合後のインタビューで「大分で失った信頼を、福岡に取り戻しに来た」とこの試合に賭けた思いを語りました。続く日立台での第2戦でも相手のFW陣に「得点を許さない」と宣言するかのように高く、激しい守備で福岡の攻撃をシャットアウト。2試合連続の2-0というスコアでレイソルは残留を決めました。

05年には開幕当初からレギュラーで出場し、ナビスコカップ緒戦のFC東京戦ではプロ初ゴールを決め主軸としての活躍を期待されていたものの、5月14日の第12節東京V戦でまたしても不用意なバックパスで失点の原因を作ってしまうという失敗をおかし、3バックを採用した後も波戸康弘や小林祐三らがセンターバックの位置に入ることが多くなります。そして再び骨折というアクシデントに見舞われ、J2降格をピッチで戦うこともできないまま味わうことになってしまいました。J2降格が決定してから移籍する選手が続出する中、中澤は降格の責任を強く感じ大谷、宇野沢ら他の生え抜き選手と同じく早くから残留を表明。北嶋と共に副キャプテンに就任し、明るい性格を活かしてチームを引っ張っていくことが期待されました。しかしプレシーズンマッチではスタメンだったものの、シーズンインすると4バックを採用するチームでレギュラーは岡山一成と小林祐が勤めることになり、特に中澤と同じ空中戦に強いタイプで経験豊富、石崎監督からの信頼も厚い岡山がピッチ内外でチームの主軸になることで出番は中々回ってきませんでした。それでも腐らなかった中澤は第5節水戸戦では相手の身体能力の高いアンデルソンを抑え1-0での勝利に貢献。石崎監督も控えの一番手として中澤を評価していましたが再び靭帯を損傷と怪我に苦しみ長期離脱。その間に本職ボランチの瀬戸や強化指定選手として流通経済大から加わった鎌田らの台頭、さらに名古屋から深津が加入したことによってディフェンスの層が厚くなり、今回の移籍となりました。

FC東京にはかってのU-20代表でのチームメイトでありドイツワールドカップに出場した茂庭照幸、市立船橋の後輩で同じように超高校級と言われながらいまだそのポテンシャルを発揮できない増嶋竜也などライバルが数多くいます。しかし環境を変えることで本来の能力に目覚めれば将来的に同性の中澤佑二のように日の丸を背負って戦っていることも十分考えられます。千葉テレビのレイソル応援番組でサポーターへのメッセージを伝える中目頭を熱くしていた聡太。「泣いて、笑って、泥にまみれた」シーズンの先にまたこの熱いレイソル愛を持った男と共に戦えることを楽しみにしています。
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テーマ:柏レイソル - ジャンル:スポーツ

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