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ゆーあーまいさんしゃいん

ずっと 君を歌うよ おかしいくらい 忘れたくない ひとつひとつを

真っ当な「ヒール」

9月30日と10月1日両日に開催されたJ2第43節、9月30日開催分では神戸が2-5で東京Vに大敗し、横浜FCは山形に3-2で辛勝。首位を堅持したい柏は負けられないサガン鳥栖との一戦をアウェイ佐賀県総合運動公園陸上競技場で迎えました。試合は柏が優勢に進め、61分にフランサが先制ゴールを挙げましたがこのフランサの交代後柏は消極的になってしまい必要以上に引いてしまいます。そして81分と88分、カウンターとミスから鳥栖MF廣瀬浩二に2得点を許し、前回のアウェイ鳥栖スタジアムで2-2で引き分けた対戦時と同じく終了間際の失点で敗戦を喫してしまいました。これによってレイソルは2位に順位を下げ代わって横浜FCが首位に浮上、先に休養を済ましている神戸が勝ち点差1で3位に追走しているという構図になります。柏は残り10試合を切った状況で第34節の水戸戦以来勝利がないアウェイでの勝負弱さと負けられない一戦での脆さを露呈してしまいました。

昨年のJ2降格からメンバーを一新したレイソルですが、辛うじて降格を免れた02年の低迷時からチーム全体に見え隠れするこうしたナイーブさはもはや伝統なのでしょうか。いや柏伝統のナイーブというよりは、これが本当の2部リーグの怖さなのだと思います。2部リーグを舐めた結果勝ち点を落とした開幕当初と違って、サポーターにも弛緩した雰囲気はなく選手も気持ちを出しているのに、それでも勝てない。2部リーグの本当の怖さを思い知らされるのは終盤戦。こうして泥沼にはまり、昇格を逃したチームは枚挙に暇がありません。

では選手もサポーターもこの危機的な状況で何をすべきかというと、もう一度「真っ当」さを取り戻してみることではないでしょうか。サポーターは他チームの結果に気をとられる前に目の前の試合に集中し、皆が「誰よりも声を張り上げる」という気持ちでチャントを歌う。そして日立台の雰囲気を改めて味わう。日立台で行われる残り4試合は横浜FC、仙台、札幌といずれも対戦成績で敗戦を喫している強敵。試合前のドキドキを悲観という方向に持っていくのではなく、「今日は絶対に勝つ」と思うと同時にその雰囲気を楽しめること。せっかくの大舞台なのですからそうしなければ損でしょう。そして選手たちに望むのは試合のホイッスルが鳴り終えるまでルーズボールを最後まで追う、球際で勝つ、そしてこれぞ自分の持ち味というようなプレイを見せること。彼らが本来持っている素質にそうしたメンタル面の強さが加味されればどんなJ2の強敵でも引けを取ることはないです。

現在多くのサッカーファン、およびマスコミから注目されているJ2のJ1昇格争いですが、サポーターを除く野次馬が取り上げるのはカズや城彰二、山口素弘、そして広島からレンタル移籍している小村徳男のフランスワールドカップの代表組が揃う横浜FCでしょう。神戸もジーコ政権下で長らく代表入りしていた三浦淳宏を抱えており、代表レベルで活躍した経歴のある選手(実際リカとフランサはそうなのですが)の居ない柏より当然この2チームの方が注目度は高くなります。マスコミ言わば柏はこの2チームの昇格を阻もうとする「悪役」なのでしょう。第2クールの横浜戦での祐三の素晴らしいタックルを「エリア内で倒されたのに笛はなし」などとサッカーの本質を知らないのではと思わされるコメントをした横浜FCの監督が解説者を勤めていた某テレビ番組を初めとする各種メディアに腹が立つのは当たり前ですが、そこをグッとこらえて、一番注目度の低いチームが1位でJ1への切符を手に入れればこれほど痛快なことはありません。汚いプレーとは無縁に、激しく真っ当にプレーしつつ、ライバルを押しのけて優勝して「ヒール」呼ばわりされる。その為にサポーターみんなで、今まで以上、限界の限界を突破してに声を張り上げましょう。
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テーマ:柏レイソル - ジャンル:スポーツ

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